2013年7月17日水曜日

「これってDV…?」デートDVの恐怖(1)

あなたは、交際相手から暴力を受けたことはありませんか?
酷い束縛を受けたことはありませんか?
また、そういった相手の行為を「あの暴力は、自分の事を本当に愛しているから…」と考えてしまっていませんか?

思い当たる人は、知らぬ間に「デートDV」の被害者になっているかもしれません。今回は、デートDVについてのお話です。

 

デートDVとは?


DV=ドメスティックバイオレンスとは、同居関係にある配偶者や内縁関係や両親・子・兄弟・親戚などの家族から受ける家庭内暴力のことを言い、ドメスティックとは本来「家庭内」という意味を持っています。
しかし、最近ではDVが家庭内に留まらず、婚姻関係にない男女間でも見られるようになり、このことを「デートDV」と言うようになりました。

内閣府の調査によると、20代女性の5人に1人以上が交際相手の男性から暴力を受けた経験があり、また、交際しているカップルの3組に1組の間でデートDVが起きているというデータもあります。デートDVという言葉が出来たのは最近ですが、今、高校生や20代の若者を中心に被害が広がっていると言われています。

じゃあ、デートDVってどんな行為?


デートDVの行為は大きく分けて次の5つとされます。

(1)たたく、ける、ものをなげつける
(2)ばかにしたり、傷つく言葉を言う、大声で怒鳴る
(3)メールのチェックや友達付き合いを制限される
(4)性的な行為を無理やりする
(5)デートの費用やお金を無理やり出させる

身体的精神的、様々な種類の暴力がありますが、目的は暴力ではなく相手を自分の思い通りにしたいという支配欲です。デートDVの被害者は、日常的な暴力で感覚が麻痺してしまったり、自分が悪いと自分を責めたりしてしまい、なかなか被害から抜け出せません。


いかがですか?心当たりはありませんでしたか?
次回は、デートDVの原因や対処法についてお話します。


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